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WSL2 の Custom Distro を JetBrains IDE で開けるようにする

2021-01-06 Wed.

WebStorm や IntelliJ をはじめとする JetBrains IDE では WSL2 のサポートが部分的に行われていますが、 yuk7/ArchWSL のように MicrosoftStore 以外からインストールした Custom Distro については標準では対応されていないため、以下の対応を行う必要があります。

  • %APPDATA%\JetBrains\<product><version>(\config?)\options\wsl.distributions.xml を編集し、該当の Disrto を追加する。

%APPDATA% とは、一般的に各ユーザのホームディレクトリの AppData (隠しフォルダ) の中の Roaming を指します。 <descriptors><set> 以下に Distro の設定を追記します。 executable-path は絶対パスを指定する必要があります。

1<descriptor>
2 <id>ARCH</id>
3 <microsoft-id>Arch</microsoft-id>
4 <executable-path>C:\Arch\Arch.exe</executable-path>
5 <presentable-name>Arch Linux</presentable-name>
6</descriptor>

参考

最近ようやく一部の IDE の公式ドキュメントに対応策が掲載されるようになりました。(以前はフォーラムの情報をつなぎ合わせる必要がありました) https://www.jetbrains.com/help/ruby/configuring-remote-interpreters-using-wsl.html#custom_wsl